10月のTEA MIEレッスンの大きな目玉
、「漆と英国アンティークのコラボレッスン」(←ミンミンサンが素敵にアップされてます)に参加させて頂きました。
漆というと、とにかく敷居が高い感じですよね。その中でも輪島塗は、デパートの特選和食器売り場とかに鎮座していて、とても日常的に庶民!?が使うものといった感じはありませんでした。
でもでも、自分としては凄く興味があって、使ってみたいと常日頃思いながらも、なかなか出がだせないアイテムでした。海外に赴任する時に先輩駐在妻に言われたのは、「漆は乾燥に弱いから本物、特に高級な輪島塗とか持っていくと割れてしまうから、安いもので十分よ~」と
まだ初々しい私(←そんな時代もあったんですぅ)はその言葉通り、ベークライトの松花堂弁当箱とか菓子皿を持って海外に行きましたが、今一つ自分が納得できなくて…やはりホンモノを使いたいという気持ちは、マグマのように!?私の中にありました。
前置き長くなりましたが、そんなかくれ漆ラブな私にはまさに夢のようなTEA MIEの今回の企画、押しかけアシスタントで無理やり!?それぞれ多彩なアシスタントチームに入れて頂き、参加させて頂きました。
今回は輪島の名店
「蔦屋漆器店」から様々なアイテムの器が運び込まれて、
yoshiko女将(←女将のブログです)の軽快なわかり易い輪島塗のミニセミナーも盛り込みながらのリラックスした中にも、品格のある楽しい会となりました。
まずはスタートの前菜のテーブルから。大人数のおもてなしにも慣れていて、多種多様の前菜もさらりと作ってこられるMitaさんお手製の前菜五種盛り(中央テーブル)とお一人お一人にサーブしたアボカドの冷製スープ。スープにはコンソメジュレも入り、本格的なもの。色や味も漆との調和を考えてご用意くださったとのこと、その心配りに学ぶことたくさんの思い入れのこもったお料理でした。
ミンミンさん特製いかオクラのポン酢ジュレかけや呉豆腐の前菜も漆に盛り付けられると格調高い一品になります。そして前菜のあとに登場するのが蔦屋さんの超定番!!三段重です。
中には彩のロール寿司とデザートの和菓子を入れて
これぞまさに王道の盛り付けで、お料理が魔法にかかったようにきらきら輝いて見えますね~
メインは
reikopepeさん特製ヒレ肉のトマトスッタフロール。これがまた絶品で...ブレブレ画像でごめんなさい!(でも美味しかったらアップしたくて)
会場を彩るフレームには
ann師匠の書画やミンミンさんの心のこもった手書きメニューも。そしてみんみんさんこだわりの秋のたおやかなさりげない草花が効果的に活けてありした。
たくさん方々のそれぞれの大きなパワーとその見事な調和、何より普段の自分の食卓の中で、すぐにも取り入れられそうなアイディア満載のレッスンでした。
ミンミン先生、そしてご一緒していただきました皆様、本当にお疲れ様でした、そしてご一緒させて頂けた幸せを本当に有難うございました。
三段重、欲しいな~(サイズ大中小どれにする?)、新作の折敷も魅力的(何枚買おうかな~)、蓋つきのお椀も可愛いし(6客はいるよね)、前菜の乗ってた台もいろいろ使えそうだし(幅が広い大きめの方がいろいろ展開できるらしい)、小さめの正方形の皿(取皿としても使えそうだし、サイズも丁度良いし)…
かくして妄想は続くのでした。二月の東京ドームで開催されるテーブルウエァフェスティバルにも大きなブースで蔦屋さんは参加されますので、是非、通いつめたいと思っております。